せかうな

世界で一番うなぎがうまい

オタクグッズ、それは「欲しいけれどいらない」という矛盾をはらんだ罪深き存在~クリアファイル至上主義~

――けれど買ってしまう。

結局は竜吉公主と燃燈道人が好き。元始砲、重力万倍、営鎮抱一砲。

元々グッズを多くは買わない側であることは自覚しているのだけれど、それはオタクグッズであることの如何を問わず部屋を装飾する趣味がないことがまずあり、また購入から少し時間を経て正気に戻った際に物理的なモノの山が目の前に存在することに辟易してしまう経験があったことに理由があると思っている。

盛者!必衰!鐘の音!諸行!無常の!祇園精舎

裏を返すとそこまで物理的なスペースを必要としないグッズに関しては積極的に買おうとも思っている。なので必然的にクリアファイルは購入対象の優先度が最も高い。必ずあるわけでもないが商品ラインナップにあることが多いものの一つではあると思っている。

なぜ我々は飾らない絵を買ってしまうのか

ただ、ずっとその思考で生きてきたわけではなく、決めたと思ったコンテンツ(過去の自分の場合は『ゆゆ式』であった)のグッズはとりあえず全部買っていた時期もあったし、その他のコンテンツでもマグカップなどのそれなりにかさばるものを買っていた時期もあった。どの業界からも「物販で稼ぐ」というフレーズが聞こえてくるにつけ、いちファンとしてもある程度の貢献はしたいという感情を抱く。

びゅんびゅんびゅんびゅーん!!

手より先に心が購入ボタンを押しているような場合とか、イベントの高まりによる物販での衝動買いのような例外はあるのだけれど2023年9月現在の自分の中でのグッズ購買におけるポリシーはおおよそ以下の通りである。

なぜ我々は飾らないタペストリーを買ってしまうのか

  • 立体物(フィギュアやマグカップなど)はほぼ買わない
  • 硬いもの(アクリル◯◯全般)はほぼ買わない
  • タペストリーや絵はその絵がよっぽど気に入ったら買うがその頻度は限りなく低い
  • 柔らかいもの(タオルやTシャツなどの布製品)は都度検討の俎上に載せる
  • 法被は買う
  • パンフレットやクリアファイルは買う

サニピ!サニピ!

これらを列挙している中で、おそらく自分の中では「本棚で保管可能かどうかが」が一つ大きな基準であろうことが見えてきた。常々、イベントだったりPOPUPだったりのキービジュアルをそのままA4サイズとかで印刷したフライヤーを有料で売ってくれと思っている。なぜならファイリング可能だから。正直、片面印刷の紙一枚で千円超えても構わない。

飲みづらいことは百も承知である

あとは繰り返し話題に上がるネタだが、自分は作品に登場した小物を模したグッズにはほぼ興味がなく、「劇中でキャラクターが持っていた(着ていた)◯◯です」とか言われてもお、おう...という感想になる。好きになったかわいいそのキャラクターの「絵」があって欲しいという思いが強い。まあ着ないし飾らないんだけれども。

心に庭ができる

となるとやはりクリアファイルがちょうどいい。

さあ、クリアファイルを集めよう。