せかうな

世界で一番うなぎがうまい

五つのグループの力に圧倒された二日間 Re:ステージ! ワンマンLIVE!!〜Chain of Dream〜

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TACHIKAWA STAGE GARDEN

会場名に STAGE って入ってるってことはリステのライブのために建設されたのか!?って思ったよね。 3rd ライブから約一年半で満を持して開催されたグループ単位のワンマンライブ。 5公演に全て現地で参加できたことはとても嬉しかった。 全曲解説するような知識がないのと正直楽しすぎたという感想以外の記憶が飛んでいるのだけれど、日を空けると更にひどいことになりそうなのでとりあえず書く。

オルタンシア公演

一曲目のRe:Rays を聞いた瞬間に感情がこみ上げてきた。 それはオルタンシアにとってこの曲が持つ意味というものだけの範疇に留まることはなく、ああリステのライブに参加しているんだっていう状況を全身で認識した瞬間だった。 にしてもアイノウ・アイノウの嶺内さんヤバすぎないか。 アイノウ・アイノウは湿っぽい力強さを持つ曲調とかその歌詞からしてとても好きなんだけれど、嶺内さんの歌唱と表情に完全に魅せられた。 各人プリズムダービーに備えてください。

KiRaRe公演

せーので跳べって言ってんの!とハッピータイフーンで無発声とか拷問だった。 今回5公演を通して席運が悪かった中で唯一1階席の12列目というまあまあ良い席で参加できた(それ以外の4公演はすべて2階席)ので多分一番気合が入っていた。 これを書いているときにセトリを見返していてビビったのは OvertuRe: を3,4曲目くらいにやってたと思ってたら15曲目だったこと。 お、最初にOvertuRe: 持ってきたか、とかライブ中頭によぎったことは覚えているのだけれど、お前それ15曲目だったらしいぞ。 本当に記憶がおかしなことになっている。 最近リステップメインストーリーを改めて読み返している中で、部長の存在とか過去がとても気になってきているので『ひと夜ひと夜にひとりごと』をガン聴き(ガン聴きとは)してた。 KiRaReの唯一にして最大の弱点は曲数が多くて全曲できないことだと思っている。マジで全部やってくれ。 いやでも他のグループの新曲も聞きたいので新曲も待ってる。

テトラルキア公演

良くできましたってなんだよ……なんだよ良くできましたって…… リステップのメインストーリーでその謎が少しずつ解き明かされているテトラルキアは今最もファンの熱い注目を受けていると言ってもいい存在。 ライブ時点での最新話の最後を読んだときはちょっと震えたよね。 説明不要の全体曲の熱さと、まさに今語られている一人ひとりのストーリーと絡み合うソロ曲が組み合わさってもう最強のグループになってしまったのではないか。 あとテトラルキアのライブってキャストとキャラの距離が近いのがいいよね。 カナリア二回は完全にキャパオーバー。にしても良くできましたってなんだよ……大好きかよ

トロワアンジュ公演

Skipのオタクとして生きていくことにした。 始まる前にワンマンってどんな感じになるんだろうって一番読めなかったのがトロワアンジュ。 最初の生弦楽器の三重奏を聞いた瞬間に抱いていた気持ちは全て流れ落ちた。 途中で挿し込まれた三重奏パートのアレンジも神がかっていた。 どこか他のグループとは違う世界にいるような非現実感のあるその空間で次々に歌われる曲を聞いて夢心地だった。 なんだろう、一番あの空間にいないとわからないかもしれない。そんな時間だった。 てか那岐咲のSkipヤバなかったですか?あんなん好きとしかいえないでしょ。

ステラマリス公演

フィクションの中で王者を作り上げるってとても難しいと思っている。 コンテンツの受け手としては僅かな疑問がそのキャラクターの存在を根幹から揺るがしてしまう。 どのグループも甲乙つけがたい魅力を持っているが強いて個人的な好みを選ぶとしたらKiRaReが一番になる。 ただ、ステラマリスのライブを見ている中で、なにか王者としての説得力を叩きつけられた感じもした。 MCでとても楽しいトークを繰り広げる髙橋ミナミさん本人が式宮碧音のようなメンタルを持っているかどうかということではなく、 演じた結果出来上がった式宮碧音が持つアイドルとしての覚悟みたいなのをなにか感じてしまってとても不思議な気持ちになった。 すごいよ。岬珊瑚かわいいよね。

全体の話

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DREAMチケット

今回は各公演にサプライズセクションが一つずつ設けられていた。 オルタンシアのDJ TIME、KiRaReのDANCE TIME(これはマジでみんなザワついていると思うけれどマジで立花芽恵夢さん何者なの立花芽恵夢)でなるほどと思ってからは、テトラルキア、トロワアンジュ、ステラマリスで何が挿し込まれるんだろうということを毎回楽しみにしていた。ワンマンであることは同時に、次はどのグループかみたいな期待感を煽る方法論は使えないわけで、そのワクワク感みたいなものを埋める存在としてとても良かった。

KiRaReがトリじゃないんだーとか(多分スケジュールの都合とか色々な要因があっての順番だとは思うけれど)漠然と思ってたけれど、2日目のテトラルキア、トロワアンジュ、ステラマリスって順番はもうなんか全通者の体力を全て搾り取ってやるというような運営側の思惑を感じ取ってしまった。朝一で眠いとはいえ体力は回復している状態、かつ次はトロワアンジュだということで油断させて全力をださせ、トロワアンジュで体力を回復したと精神的に勘違いさせて、大トリのステラマリスで全ての体力を削り取る。そして次の日には体中がバキバキのオタクが出来上がる。

TVアニメで出会って、ゲームを始め、3rdライブでは現地に行って完全にリステに引きずり込まれた。 出会う前から好きと呼べるものはたくさんあったけれど、この先新しい作品に熱狂的にハマることってあるんだろうかと些細な閉塞感を抱えていたのも事実で、ただそれを完全に打破して自分の可能性を広げてくれたリステに感謝。

『私たち、四季を遊ぶんです!!』をライブで聞くまで生活していくぞ。